2011年11月21日
いよいよ奥湯河原温泉も紅葉の時期に入りました。
宿周辺の木々も赤や黄色に色づき、ここから1ケ月近く山々が黄金の
キャンパスへと変化してまいります。
ところで、大よそ葉が色づきはじめる10日前、
ここ奥湯河原には、決まった二組のリピーター様が訪れるんですよ。
一組目は猿の親子様。
複数の猿が山から下りてきて宿周辺を散策します。
今年は宿の瓦屋根で日向ぼっこをしながら、とても仲の良い親子が毛づくろいを
しておりました。見ている分にはとても可愛いですがお菓子が好きですので、
どうぞ猿の目にとまらぬよう鞄の中におしまいください。
因みに当館へご来訪いただくお猿様は温泉はあまり好きではありませんので、
ご安心くださいませ。
二組目はてんとう虫のグループ様。
てんとう虫は越冬準備に入ると親戚一同を集め、温かい場所を探して飛び回ります。
当館の南東の窓はどうもお気に入りのようで、毎年1~2週間ほど長期滞在を
していただいてます。出来るだけ屋外でのご滞在をとお話しておりますが、時折、
お部屋へもお伺いしてしまうようで、お客様と鉢合わせしてしまうことも。
その他の虫も多い自然の中の宿ですので、どうか窓の開けっぱなしには
ご注意くださいませ。
それにしても動物達はカレンダーも時計もない自然の中、
どうやって季節の移ろいを感じるのか不思議ですね。
間もなく両お客様ともにご出発の予定ですが、もし目にする機会がございましたら
奥湯河原の自然と共にお楽しみいただければ幸いです。